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向かい風(住井すゑ)

夫の戦死の公報を受け取ったゆみは、暇をもらいたいと義父の庄三に申し出る。だが、ひとり息子を失い家の絶えることを恐れた庄三は、ゆみに自分の子供を生んでくれるよう懇願する。ゆみが母親となってしばらくたった頃、戦死したはずの夫から手紙が!!戦後の混乱の時代を力強く生きた女性の物語。

夫が戦死したあとに、夫の兄弟と再婚させられたりする話は珍しくなかったという。それは個人より「家」が尊重されたことに他ならない。この作品のゆみも、夫の「家」を守るための犠牲になったような気がする。「家」とはそんなに大切なものなのか?北海道に生まれ育った私にはピンとこないところもある。北海道は移住者が多い。だから家の歴史が浅く、昔からの伝統というものがあまりない。そのせいだろうか?今でも「家」を守るという考えがあると聞くが、時代錯誤的な考えに思える。
ゆみは単なる跡継ぎを生む道具だったのか?だが決して悲観的にならないゆみの強さに、未来への希望が見える気がした。



| ”す” | 15:34 | comments(0) | ゆこりん |


無人島に生きる十六人(須川邦彦)

明治31年、16人を乗せた龍睡丸が嵐で難破し無人島に流れ着いた。そこで彼らを待ち受けていたのは?16人の工夫と団結で乗り切った無人島での生活を克明に描いたフィクション。

無線があるわけでもない。まして飛行機での海上捜索などない時代だ。ほかの船が島の近くを通りかかるのを辛抱強く待つしかない無人島での生活は、先の見えない過酷な生活だと思う。そんな絶望的な気持ちになってもおかしくない状況の中、彼ら16人は決してあきらめず、希望を捨てず、見事な団結力で生き抜いていく。発揮されるさまざまな知恵と工夫には驚かされる。昭和の初めに書かれた作品だが、今読んでもとても面白い。子供から大人まで、ワクワクした気持ちで読めるのではないだろうか。



| ”す” | 17:02 | comments(0) | ゆこりん |


アイズ(鈴木光司)

「連絡が取れない友人のアパートを訪ね、鍵穴から中を覗いてみた。そこに見えたものは?」「家の白い表札に赤いマジックでマーキングする男の真意は?」「死体に突き刺さっている棒は自分しか見えない・・・。」過去が現実につながったとき、そこから生まれる数々の恐怖を描いた作品。

「因縁」という言葉の持つ恐ろしさ。過去から未来へつながる時間の流れの中に、人の思いは変わることなく漂っている。「つながり」という糸をたぐりよせたとき、その先に結ばれているのは一体何か?読んでいて何ともいえない怖さを感じる。ただどの作品もインパクトが弱いと思う。読んでいて少々退屈に感じてしまうのが残念だった。



| ”す” | 15:51 | comments(0) | ゆこりん |


仄暗い水の底から(鈴木光司)

あるマンションに引っ越してきた淑美、郁子親子。二人はマンションの屋上で、子供用の赤いバッグを拾う。そのバッグは、以前このマンションに住んでいて、行方不明になった女の子のものだった。その日から不思議なことが起こり始める・・・。行方不明の女の子はどこに?バッグの落ちていた屋上には高架水槽があった。女の子はそこに・・?7つの短編を収録。

どの話も水に関する話だ。7つめの短編は、プロローグとエピローグに関係した話になっている。どれも読んでいてぞくっとするが、本の内容そのものよりも、むしろ、そこに登場する人間の内面、心のうちにあるゆがんだ心理に恐怖を感じる。怖いのは怪奇現象などではない。生身の人間の心だ。そのことを強く感じるから、よけいにこの本に対して怖さを感じる。



| ”す” | 16:00 | comments(0) | ゆこりん |


光射す海(鈴木光司)

自殺未遂を起こした女性は、記憶を失っていた。恋人と思われる男性はマグロ船に乗り込んで、はるか海のかなたに。二人の間に何があったのか?女性を慕う青年が、失われた過去を調べ始める。女性の心に重くのしかかる、遺伝子の持つ意味とは?様々な人の人生や思いを織り込んで、物語は意外な方向へと進んでいく・・。

「リング」「らせん」などから、ホラー系の作家だと思っていたが、人の心に触れるような作品を書いているとはちょっと意外だった。思わず微笑みたくなるようなラストも用意されていて、とてもうれしい。



| ”す” | 08:04 | comments(0) | ゆこりん |


橋のない川(住井すゑ)

同じ人間同士の中で差別が存在するとうことは、漠然と知っていました。でも、ここまでだとは思いませんでした。作者が実話をもとに書いた部分もあるということなので、胸が痛む思いで読みました。現在では差別はなくなっているということですが、それでも部落出身だということを隠している人がいると聞きます。人が人を差別するということが、早く完全になくなってほしいと思いました。



| ”す” | 23:02 | comments(0) | ゆこりん |


六千人の命のビザ(杉原幸子)

第二次大戦中、ユダヤ人を救うため、彼らにビザを発行し続けた「杉原千畝」氏を描いています。著者は杉原千畝夫人です。帰国後、彼はそのことが原因で職を解かれます。しかし、彼らに救われたユダヤ人の人たちは今でも彼に感謝しながら生活をしています。当時のビザを今も大切に持っている人もいます。戦後何十年も経ってから杉原氏の名誉は回復されました。彼の信念を貫いた行動は、きっと読む人の心を打つと思います。



| ”す” | 23:18 | comments(0) | ゆこりん |