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あなたの呼吸が止まるまで(島本理生)

野宮朔は、小説家を夢見る12歳の女の子。ある日、舞踏家の父の仕事仲間佐倉から、思いもよらぬ形で心を傷つけられる。癒されない思いを抱いたままの朔。彼女が佐倉に対してとった行動とは?

本の帯の「突然の暴力」「復讐」の文字がとても印象に残っていた。どんな内容かと期待して読んだが、かなり期待はずれだった。帯に書かれている言葉は少しおおげさではないだろうか。たしかに朔の年頃の女の子にとっては衝撃的なことだったと思う。だが、復讐の手段についてはすごく疑問だ。はたしてそれが復讐になるのか?なんだかあまりにも幼稚過ぎる。内容にもう少し工夫がほしい。また、読み手をひきつける表現力がほしい。深みも厚みもない薄っぺらな作品という印象だ。ラストの詰めが甘いせいか、読後もあまりすっきりとはしなかった。



| 島本 理生 | 14:30 | comments(0) | ゆこりん |


一千一秒の日々(島本理生)

いつから決めていたことだったのだろう。大好きだった恋人との別れ。彼と過ごした4年の日々に、真琴は別れを告げた・・・。さまざまな愛の形を連作で描いた作品。7つの短編を収録。

さまざまな出会いがあり、さまざまな恋愛があり、さまざまな別れがある。7つの物語の中には、不器用だけれど一生懸命に生きている人たちがいた。読んでいてもどかしく思う部分もあったけれど、彼らが着実に自分の道を歩んでいる姿はとても印象的だった。だが作品自体に個性が感じられない。どの作品も、描写がとても似ていると思う。同じ作者の別の作品を読んだ時に感じたものと、同じものしか感じることが出来なかった。読んでいて、そこのところが不満だった。



| 島本 理生 | 16:26 | comments(0) | ゆこりん |


ナラタージュ(島本理生)

愛した人は手の届かない人。抑えても抑えても思いがつのる。自分の心が壊れてしまうほどに人を愛した泉の物語。

あこがれがいつしか愛情に変わる。だがどんなに愛しても報われることはない。そのことが分かっていても進まずにはいられない。泉の葉山への思いはとても激しいはずなのだけれど、読んでいてもどかしいほどそれが伝わってこない。物語の流れも、あまりにも淡々としすぎているような気がした。泉や葉山の苦悩がもっと伝わってくれば、もう少しそこから読み取れるものがあったと思う。透明感のあるきれいな文章でつづられた作品だけに、ちょっと残念だった。



| 島本 理生 | 14:28 | comments(0) | ゆこりん |


リトル・バイ・リトル(島本理生)

二度も離婚した母。そのことにより、進学の夢を一時中断したふみ。そして、父親違いの年の離れた妹ユウ。母子3人の家族の日常と、その家族を取り巻く人々の姿を描いた作品。

何気なく過ぎていく日常。作者の透明感のある文章は、その何気ない日常を、きらきらと輝くように描いている。「明るい小説にしたかった。」「淡々と流れていく日々を照らす光を書きたかった。」後書きで作者がそう書いているように、この作品の中に暗さはない。だから前向きな気持ちで読むことが出来る。少しくらいの困難ならひょいと、乗り越えて行けそうな気がする。華美に飾ることなく、瑞々しい感性で描かれた素敵な1冊だった。



| 島本 理生 | 15:05 | comments(0) | ゆこりん |


生まれる森(島本理生)

「深い森に落とされた私を救ってくれるのは何だろう?」
日常生活の中でのいろいろな人たちとのふれあいを通し、心を再生していく物語。

妊娠、堕胎、好きな人を救えなかった絶望感。ばらばらになった心は日常生活の中で、少しずつジグソーパズルのように組み立てられていく。なぐさめの言葉など必要ない。ただ自分を見つめてくれる人がいればそれでいい。迷い込んだと思った森は、実は自分を再生してくれる森だったのだ。瑞々しい感性で描かれ、読後感もよかった。



| 島本 理生 | 17:06 | comments(0) | ゆこりん |