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世界中が雨だったら(市川拓司)

愛してほしい人に愛されず、学校ではいじめられてばかり。「雨が降ったら軒下に逃れればいい。」の言葉に、「でも、世界中が雨だったら?」そんなことを言っていた少年は、つらい現実から背を向けた!表題作を含む3つの作品を収録。

愛というものを知らない少女。愛されることを望む少年。女性をどう愛すればいいのか分からない青年。そこに描かれているのはゆがんでしまった愛だった。どちらを向いても出口が見えず、閉塞した世界の中にいるような息苦しさを感じる。どこにも救いを見出せない。作者の描く世界はいつも独特の雰囲気を持っている。だがその世界は頼りなく、ふわふわと漂っている。そこからつかみ取れるものはない。読後、物足りなさだけが残った。



| 市川 拓司 | 21:06 | comments(0) | ゆこりん |


弘海ー息子が海に還る朝(市川拓司)

寂しくないって言ったら嘘になる。君との思い出は決して忘れない。
愛する息子が旅立とうとするとき、家族はどうすべきなのか?弘海が生まれたときから成長するまでの思い出をたどりながら、未来を見つめようとする家族の物語。

ささやかな始まり。それが、時間がたつにつれどんどん大きくなっていく。もっと一緒にいるはずだった家族。別れは思ったよりも早くやってきた。愛する者が離れていく悲しみは、経験した者にしか分からないだろう。だが、子供たちはいつかは親元から飛び立っていくものなのだ。寂しくても悲しくても、笑顔で送り出したい。どんなに離れていても、家族の絆は決して切れることはないのだから。



| 市川 拓司 | 19:22 | comments(0) | ゆこりん |


そのときは彼によろしく(市川拓司)

彼女はある日突然現れた。片手に、智史が店のドアに貼っておいた「アルバイト募集」のコピー用紙を持って・・・。
過ぎ去った遠い日の思い出を織り交ぜながら、いろいろな人たちの思いを描いた、心に響く作品。

人の心には、さまざまな思いが秘められている。子への思い、親への思い、そして愛しい人への思い。時には、伝えたいけれど伝えられないもどかしさを感じることもあるだろう。そして、とまどい、悩み、苦しみ、悲しみを感じることも。人に思いを伝えることはとても困難で勇気のいることだ。だが思いが通じたとき、人はどんなことにも耐えていける強さを持つ。智史にもその強さがあった。ラスト1行の言葉は、智史が待ち望んでいたものだった。その言葉の中にある凝縮された思いが、読む者の心を揺さぶる。そして涙が・・・。



| 市川 拓司 | 22:24 | comments(0) | ゆこりん |


恋愛冩眞(市川拓司)

「人を愛することは死ぬこと。」それでも愛を貫こうとした静流。何も知らない誠人は、二人の関係がずっと続くと信じていた。

「人を愛することは、自分の命を失うこと。」そう分かっていても誠人を愛した静流。その愛は決して成就することはない。そのときの静流の心を思うと涙があふれた。とても切ない話だったが、読んだあとに余韻が残らない。単に、面白いとか面白くないとか、それで終わってしまう。作られすぎた物語という印象だったのも残念だった。



| 市川 拓司 | 08:01 | comments(0) | ゆこりん |


いま、会いにゆきます(市川拓司)

「また雨の季節になったら、戻ってくるから。」そう言い残し、澪は逝ってしまった。そしてその言葉どおり1年後の雨の季節に、彼女は愛する夫と息子のもとに帰ってきたのだが・・・。切ない愛の物語。

残された父と子の愛にあふれた生活。そこに現れた死んだはずの澪。また3人の生活が始まる。しかしそれは別離の予感を抱えた生活だった。どんなに愛していても、人はいつかは別れなければならない。そうだからこそ、平凡な毎日の生活も大切にしなければならない。「おはよう」「おやすみ」「おいしいね」「大丈夫?」「ちゃんと眠れた?」「こっちに来て」、そんな何気ない言葉全てに愛が宿っている。この文章を読んだとき、涙があふれた。何気ない生活がどれほど貴重なものかを、この本は語っている。自分の愛する人をもっともっと大切にしたくなる、そんな素敵な作品だった。



| 市川 拓司 | 07:39 | comments(0) | ゆこりん |


Separation(市川たくじ)

妻裕子が若返っていく!悟は妻を支え、最後まで愛しぬく決心をするが・・・。哀しくも切ないラブストーリー。ほかに「VOICE」を収録。

妻が、時間を逆行するようにどんどん若返っていく。それはとどまるところを知らない。最後にどうなるのか・・。二人は言葉にすることさえもできない哀しい結末を予測する。哀しく切ない話なのだけれど、いまいち切迫感、悲壮感がない。裕子の両親にしても、娘の一大事に、戸惑いも驚きも見せない。周りの人間もその事実をすんなりと受け入れて、疑問にも思わない。何だかとても不自然な感じがした。かわいそうな話だと思ったが、その余韻が残らなかった。



| 市川 拓司 | 08:20 | comments(0) | ゆこりん |