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シンデレラ・ティース(坂木司)

小学校低学年の時に行った歯医者で嫌な思いをしたサキ。それ以来歯医者に行ったことはなかった。だが、母の計略に引っかかり、歯医者の受付のアルバイトをすることになってしまった。そこでサキが体験したことは・・・?

歯医者へ行くのが好きな人なんていない。まして、嫌な体験をしたのなら絶対に行きたくないと思うだろう。サキもそんな一人だった。けれど、バイトを通して歯科医院のスタッフたちと接するうちに、サキの心は変わっていく。みんな通ってくる患者のために、本当に一生懸命なのだ。治療中も、痛い思いや不快な思いをさせないようにと気を使う。歯医者恐怖症のサキも、歯医者を見直すようになる。その心の変化が読んでいて楽しい。患者のちょっとしたミステリーも、なかなか面白かった。軽いタッチのサラリと読める作品だ。読後感も悪くなかった。
余談ですが・・・。
年を取ってもずっと健康な歯でいたいので、私は年に2〜3回歯医者さんに歯のチェックをしてもらっています。みなさんにも、オススメします。



| 坂木 司 | 23:24 | comments(0) | ゆこりん |


アンと青春(坂木司)

あるできごとのお詫びとしてアンが「乙女」なイケメン立花からもらったのは、ふたつの上生菓子だった。「秋の道行き」「はじまりのかがやき」と名づけられたこのふたつには、立花のある想いが秘められていた・・・。
「秋の道行き」を含む5編を収録。「和菓子のアン」の続編。

以前「和菓子のアン」の感想にも書いたのだが、私は甘いものが苦手だ。和菓子の甘さは特に苦手だ。そんな私でさえ、この本には夢中になってしまう。
今回も和菓子をめぐる謎解きが面白かった。和菓子というのは奥が深いものだということも改めて感じたし、和菓子の持つ不思議な力にも魅了された。さて、その面白い和菓子の謎以上に興味をそそられたのは、アンと立花の関係だ。「秋の道行き」では、アンはしっかりと立花のメッセージを受け取った。このふたり、これからいったいどうなるのか?とても気になる終わり方だった。
ちょっと気持ちが暗くなる話もあったけれど、全体的にほのぼのとした温もりを感じる作品だった。



| 坂木 司 | 19:56 | comments(0) | ゆこりん |


ホテルジューシー(坂木司)

大家族の長女として育ったしっかり者の柿生浩美ことヒロちゃん。彼女がバイト先に選んだのは沖縄・石垣島のプチホテルだった。居心地がよく張り切っていた彼女に、オーナー夫人の頼みごとが。それは人手不足の那覇のホテルへ助っ人として行くことだった。そこで待っていたできごととは?

まじめで仕事もテキパキとこなすヒロちゃん。まっすぐな性格は時として思わぬトラブルを起こすこともある。
「物事何でも物差し通りにはいかない。」
さまざまな人たちとのふれあいの中で、彼女は多くのことを学んでいく。沖縄の魅力あふれる自然、おいしい食べ物の数々、そしてそこで暮らす人たちの屈託のない笑顔。どれもがとてもステキに描かれている。
私は沖縄に行ったことがないので、この本を読むと無性に行きたくなった。沖縄の自然を満喫したい!おいしい沖縄名物をたくさん食べたい!あ、できればホテルジューシーに泊まりたい!それは無理か・・・。



| 坂木 司 | 19:53 | comments(2) | ゆこりん |


ウィンター・ホリデー(坂木司)

夏休みに息子・進と劇的な対面をした大和。その進が、冬休みに遊びに来ることになった。元ヤンで元ホストで今は宅配便のドライバーの父・大和と、主婦のような小学生の息子・進との冬休み期間限定の父子物語。「ワーキング・ホリデー」の続編。

前作「ワーキング・ホリデー」で、大和は進と初めて対面する。大和は、別れた由希子との間に自分の子どもがいるなんて想像もしていなかった。だが、夏休みの間一緒に過ごすうちに、父親としての自覚が芽生えていく。そして今回の「冬休みバージョン」では、大和のテンションは上がりっぱなしだ。いろいろな問題が持ち上がるが、ホスト時代の仲間、ヤンキー時代の仲間、そして職場の仲間に助けられ、何とか乗り越えていく。大和と進も、本音をぶつけ合うことができる親子関係になっていく。
文章表現のせいか、全体的に軽い。内容にも深みがなく、上っ面だけという感じが強かった。ストーリーもなんだか都合がよすぎる展開だ。 現実味がなく、読んでいても共感できる部分があまりなかった。読んで楽しめるとは思うが、物足りない感じのする作品だった。



| 坂木 司 | 17:25 | comments(0) | ゆこりん |


ホリデー・イン(坂木司)

ホストクラブを経営しているジャスミンには、人を拾う”拾い癖”があった。だが、誰でも拾うというわけではない。若い男しか拾わない。そんなジャスミンが拾ったのは、何と、おっさんだった!ジャスミンと”おっさん”の出会いを描いた「ジャスミンの部屋」を含む6編を収録。「ホリデー」シリーズのスピンオフ作品。

「ジャスミンの部屋」に登場するおっさん。彼のひと言がジャスミンの心をとらえる。「おかまだが、いい脚だ。」人は、相手の何気ない言葉で心を動かされる時がある。そのタイミングを絶妙に描いたこの話は、読んでいて心がほのぼのとしてくる。ジャスミン、本当にいい人だ!
「大東の彼女」では、ラストの大東の思いが心に響いた。何が不幸で何が幸せなのか?考え始めたらきりがないし、そもそも幸せか不幸かは、同じ事でも人によって受け取り方が違うものなのだ。悩みがあるときはくよくよ考えてばかりいないで、「なるようになるさ!」と多少開き直るのも悪くないかもしれない。
「雪夜の朝」では、人というのは実にさまざまな思いを心の中に抱えて生きているのだと思った。雪夜の心の内にあるものを見抜くジャスミンはすごい!彼女(彼?)もいろいろ苦労してきたのだなと感じた。
「ナナの好きなくちびる」では、人は人と出会うことで救われる時があると感じた。「ナナは、これからも大丈夫!」そう思う。私は人づきあいは苦手だが、「人とつきあうのも悪くないかも♪」と思わせてくれた。
「前へ、進」「ジャスミンの残像」は、ヤマトと進についての話だ。「ワーキング・ホリデー」を読んだときには知ることができなかったふたりのエピソードがほほえましかった。ジャスミンは、こんなヤマトをよく拾ったものだ・・・。人の持っている「何か」を見抜く力があるのか?
どの話も温もりを感じる。読んでいると、心がやさしくなっていくような作品だった。面白かった。



| 坂木 司 | 19:12 | comments(0) | ゆこりん |


和菓子のアン(坂木司)

高校卒業後の進路も、やりたいことが見つからず特に決めていなかった。自分の容姿にも自信が持てず、毎日をなんとなく過ごしていた。そんな梅本杏子が、デパートの地下にある和菓子屋さんで働くことになった。そこで起こるできごととは・・・。和菓子をめぐる5つのミステリーを収録。

18歳の梅本杏子は、みんなから「アンちゃん」と呼ばれかわいがられている。和菓子を買いに来るのは、実にさまざまな人だ。椿店長は、私生活はユニークだが、和菓子の知識は抜群!どんなものを買い求めるかで、客の置かれている状況や心情を見抜き、和菓子にまつわる謎をあっという間に解いてしまう。その鋭い洞察力には、杏子もびっくり!
和菓子というのは奥が深いものだと、この作品を読んで初めて知った。和菓子に込められた作り手の思いには、正直頭が下がる。そして、和菓子を本当に好きな人は、その思いをちゃんと分かっていて季節や状況に応じてそれにふさわしいものを買っていくのだ。実は、私は甘いもの、特に和菓子が苦手だ。そんな私が、この作品に出てくる和菓子を味見したいと思ってしまった。そのくらい、作者の和菓子の描写は実に見事だ。登場人物も個性的で、魅力的だった。そして、和菓子をめぐる5つの話は、どれも面白かった。読後も充分満足感を味わえた。和菓子を好きな人も、そうでない人も、楽しく読める作品だと思う。



| 坂木 司 | 20:23 | comments(0) | ゆこりん |


ワーキング・ホリデー(坂木司)

ホストのヤマトのもとに突然現れた小学生の男の子。息子だと名乗るその少年と、夏休みの間一緒に過ごすことになった。最初はぎこちない関係の二人だが、やがて父と息子の関係に・・・。

全体的にほのぼのとした作品。ヤマトの前に突然現れた少年進。小学5年生にしてはしっかりしていて、ヤマトもタジタジ。だが、一緒に暮らしていくうちに、だんだんと親子の絆が出来てくる。心当たりがあったにせよヤマトが、息子だという進の言葉を簡単に信じてしまうのにはちょっと疑問を感じたが、読んでいてとてもほほえましかった。ヤマトのホストから宅配業者への転身も笑える。二人をとり巻く人たちも個性豊かで楽しい。いい人ばかりだ。この作品には善人しか出てこない?(笑)テレビドラマにすれば面白いかもしれない。ところで、ヤマトの名前はやはりクロネコ・・・に関係があるのだろうか?あるとしか思えないのだけれど(*^▽^*)



| 坂木 司 | 15:17 | comments(0) | ゆこりん |