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リヴィエラを撃て(高村薫)

「ジャック・モーガンが 《リヴィエラ》 に殺される!」若い女が、悲痛な声を上げて110番してくる。しかし、その女もジャック・モーガンも、何者かに殺される。二人が暮らしていた部屋に残されたものは生後6ヶ月の赤ん坊と、十数枚のピアノ曲のレコードだった。ピアノの演奏者はノーマン・シンクレア。《リヴィエラ》 とはいったい何を意味するのか?

ジャック・モーガンが日本で殺された理由とは?そんな中突然、ノーマン・シンクレアの東京公演が決定される。ノーマンの目的はいったい何か?国際国家、組織などのいろいろな思惑が交錯し渦巻く中、さまざまな人間の血が流れる。コードネーム 《リヴィエラ》 の謎を抱えたまま、物語は突っ走る。複雑な社会背景と人間関係が、緻密な文章で組み立てられていく。「腰をすえてしっかり読まなければ、その複雑な関係が頭の中で混乱してしまう。」そう思いながら読んだ。国家や組織に翻弄される人間の愚かさ、無力さ、悲しさ、そういうものが見事に描かれた、読みごたえのある1冊だった。



| 高村 薫 | 14:00 | comments(0) | ゆこりん |