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なりたい(畠中恵)

寝込んでいる若旦那・一太郎を心配した父親の籐兵衛の言葉がきっかけで、神様方を長崎屋に招待することになった。もてなしを受けた神様が一太郎に問う。「来世何になりたいのか?」はたして、一太郎の答えは・・・?7編を収録。「しゃばけシリーズ」14。

人はさまざまな欲求を持っている。そのひとつに「なりたい」がある。願えば叶うこともあるけれど、願っても叶わないことの方が多いだろう。そのとき、人はどうするのか・・・。
「妖になりたい」と願った甚兵衛。それは叶うはずの願いだったのだが・・・。幸せは身近にある。そのことに気づいた甚兵衛さんの姿はほほえましい。
「人になりたい」と願った勇蔵。その願いは切実だった。一太郎たちの勇蔵への思いやりが心にしみる。誰にでも、幸せになる権利はあるのだと思う。
人間の欲は、これでいいということはない。次から次へと新たな欲が湧いてくる。でも、いつもの生活やいつもの自分の中にこそ、かけがえのない大切な物があるのだ。そのことをあらためて感じた。
どの話も楽しかった。読後はほろ苦さも感じたが、満足感でいっぱいだった。面白い作品だと思う。



| 畠中 恵 | 20:18 | comments(0) | ゆこりん |