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昨日の海は(近藤史恵)

高校生の光介の家に、母の姉の芹とその娘の双葉が引っ越してきた。しばらくは一緒に住むという。光介は叔母の芹から、心中だと思っていた25年前の祖父母の死が、実は無理心中であったと聞かされる。もしそれが本当なら、いったいどちらがどちらを殺したのか?真相を追い求める光介がつかんだ真実とは・・・?

「祖父母の死は、無理心中かもしれない・・・。」
そう聞かされた光介がショックを受けたくらいだから、光介の母や芹は、どれほどショックを受けたことだろう。それはあまりにも残酷なできごとだ。「ふたりだけで死ぬことにためらいはなかったのか?」「残していく子供たちのことを案じることはなかったのか?」真実を知らない限り前へは進めないと思う芹の心情は痛いほど分かる。真実を追い求める光介。途中で真実を追い求めることをやめた芹・・・いったいなぜ?心中か?無理心中か?どちらだ?どんどん話の中に引き込まれていく。
真実は、光介の母や芹にとって救いのあるものだったかもしれない。けれど、それが心中の動機だとしたら、あまりにも弱いのではないか?ふたりで死ぬほどのことだとは思えない。面白いとは思ったが、そこのところに疑問を感じ、物足りなさが残った。



| 近藤 史恵 | 22:03 | comments(0) | ゆこりん |