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桶川ストーカー殺人事件(清水潔)

1999年10月26日の白昼、JR桶川駅前で21歳の女子大生猪野詩織さんが刃物で殺害された。彼女は、ひどいストーカー行為におびえ、警察に訴えていた。だが、悲劇は起きた。事件はなぜ起きたのか?そして犯人は?衝撃のノンフィクション。

ものすごい衝撃だった。詩織さんはなぜ殺されなければならなかったのか?一体彼女が何をしたというのだ。若くして命を奪われるようなことは何もしていない。執拗なストーカー行為におびえながら、彼女は家族のことを思いやり、そして自分自身の生活を守ろうとした。けれど、限界があった。その限界を悟ったとき、詩織さんと彼女の家族は警察を頼った。だが、警察の対応はとても常識では考えられないものだった。こんなことが現実に起きていたなんて・・・。結局、警察のずさんな対応のせいで詩織さんは命を奪われてしまった。
だが、ひどいのはこれだけではない。警察は犯人を探し出せなかった。警察に先んじて犯人を特定したのはひとりの記者・・・この作品の著者だった。これも信じられない話だ。いったい警察は何をしていたのか?さらに、信じられないことは続く。警察は、自分たちの不祥事を隠すために、詩織さんの名誉を傷つけるようなことをした。あくまでこちらに非がないと主張したのだ。どこまで卑劣なのだろうか。警察の本来の使命は、市民の安全や名誉を守ることではないのか!真逆のことをおこなってどうするのだ。
「いつかは殺されるかもしれない。」そう考えた詩織さんは、遺書を残していた。その内容に胸が締めつけられる。誰も彼女を助けることはできなかった・・・。
警察の不祥事も、ストーカーによる事件も、いまだに無くならない。なぜ教訓が生かされない?この胸の中に湧き上がる怒りは一体どうすればいいのか。
こういう悲劇があった。こういう不祥事があった。このことをひとりでも多くの人に知ってもらいたい。ぜひ一度この作品を読んでほしい。強くそう願う。オススメです!



| ”し” その他 | 19:39 | comments(0) | ゆこりん |