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ハーメルンの誘拐魔(中山七里)

母親が目を離したすきに、15歳の少女が誘拐された。現場に残されていたのは、「ハーメルンの笛吹き男」を描いた絵はがきだった。数日後、今度は女子高生が誘拐される。そして、さらに第3の誘拐事件が・・・。誘拐された少女たちに共通するのは、「子宮頚がんワクチン」問題の関係者ということだった。誘拐の背後には、どんな真実が隠されているのか?

子宮頸がんワクチンの副作用という重いテーマを取り扱った作品。まず最初に、ワクチンの副作用に苦しむ少女が誘拐された。次に誘拐されたのは、ワクチン推奨団体の会長の娘だった。被害者側の娘と加害者側の娘の誘拐事件。いったい犯人の狙いはどこにあるのか?真相が分かってくるにつれ、哀しさと同時に怒りを覚える。ワクチンは何のためにあるのか?人を病気から救うためではないのか?一部の人間に利益をもたらすために使うのではないはずだ。
ストーリーに意外性は感じなかった。けれど、誘拐という手段を取らざるを得なかった犯人の心情を思うとやり切れない。同情してしまう。
誘拐というミステリー的要素とワクチンの副作用という社会問題がうまく絡み合い、とても読みごたえのある作品になっている。面白かった。



| 中山 七里 | 22:25 | comments(0) | ゆこりん |