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氷の轍(桜木紫乃)

北海道釧路の海岸で、他殺体が見つかった。被害者は、札幌に住む80歳の滝川信夫という男性だった。身寄りのない独身の老人が釧路にやって来たのはいったいなぜなのか?釧路方面本部刑事第一課の大門真由は、生前の滝川の足取りを追うことにしたのだが・・・。

過去のことを忘れた者、過去のことを忘れようとしている者、過去をいまだに引きずっている者、がいた。その者たちをつなぐ過去のできごとは、今では考えられないような貧しい時代に起きた悲劇だった・・・。
過去を引きずる者は、償いを考えた。だがそれは、自己満足に過ぎなかったのではないか?
「善意のひとだったと思うんですよ。言葉も行動も、なんにもずれがない。ずれがないから、他人の嘘と都合にも気づかないし、気づけない。」
この言葉がすべてを物語る。誰もが必死で生きていた。誰もが他人を貶めたり傷つけたりすることを望んではいなかった。けれど、悲劇は起こった。いったい何を責めるべきなのか?その答えはとても出せそうにない。
ひとつ気になったのは、この作品が「砂の器」(松本清張)に何となく似ていることだ。それは、他の方も指摘している。読みごたえのある面白い作品だと思うが、感動!とまではいかなかった。



| ”さ” その他 | 09:32 | comments(0) | ゆこりん |