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名もなき日々を(宇江佐真理)

蝦夷松前藩の上屋敷に奉公している茜は、若君から好意を持たれた。そのことが原因で、茜は否応なしに藩の権力争いに巻き込まれていく。「誰も信じることができない。」四面楚歌の状態の中、茜の心はしだいに追い詰められていった・・・。表題作「名もなき日々を」を含む6編を収録。髪結い伊三次シリーズ12。

幼かった者たちも時がたてば成長し、大人になってゆく。茜は上屋敷に奉公し、伊与太は絵師のもとに弟子入りする。そして、伊与太の妹・お吉も髪結いの修業を始めた。それぞれがそれぞれの道を進んでいく。けれど、大人になるということは、今まで見えなかったものを見たり、今まで聞こえなかったことを聞くことでもある。大人の世界の醜い部分にどんどん触れざるを得なくなってくる。自分に降りかかる問題は、自分で解決しなければならないのだ。親は見守ることしかできない。それはいつの時代でも同じなのかもしれないが・・・。
時が流れ、やがて若い者たちの時代がやってくる。龍之進、茜、伊与太、お吉。いったい彼らの行く末は?そして年を重ねる伊三次、お文たちの今後は?ますます目が離せない。
切ない中にも心に温もりをもたらす、読みごたえのある面白い作品だった。



| 宇江佐 真理 | 22:17 | comments(0) | ゆこりん |