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ディセント 生贄の山(ティム・ジョンストン)

家族で出かけたロッキー山脈のリゾートタウン。だが、それが悲劇の始まりだった。大学進学を控えた姉のケイトリンが行方不明になり、弟のショーンが大けがを負った状態で発見された。「ケイトリンはどこへ?」必死の捜索が始まったが・・・。

トラック競技の奨学金を得て、ケイトリンは大学進学を控えていた。その彼女がリゾート先で、マウンテンバイクに乗った弟のショーンとジョギングに出かけたまま行方不明になる。そしてショーンは、後遺症が残るほどの大けがを負った・・・。
ここから、残された家族の悲劇が始まった。愛する娘を突然失った父と母。姉を守り切れなかったと苦悩する弟。家族はバラバラになった。身も心も。どこにも救いはない。ただ重苦しい空気だけが漂う。ひとりの人間が突然失踪する。それがどれだけ周りに影響を及ぼすのかが、痛いほど伝わってくる。家族は苦しみ続ける。何年も何年も・・・。「つらいつらいつらい。」何度もそう思いながら読んだ。そして、もうだめかと思われたときに、事態は大きく動く。だが、どんな結末であれ、家族が元の状態に戻ることはない。それまでの悲しみや苦しみが消え去るわけではない。やりきれない思いが心の中に残る。
衝撃的な話だ。読後感もよくない。けれど、さまざまなことを考えさせられる作品だった。



| ティム・ジョンストン | 20:14 | comments(0) | ゆこりん |