トップページへ♪
MY SITE & MAIL

トップページへ♪ メール♪
ホームページです♪
日記のblogです♪

SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
My Book
日本の作家
<あ行> ------------ <か行> ------------ <さ行> ------------ <た行> ------------ <な行> ------------ <は行> ------------ <ま行> ------------ <や行> ------------ <ら行> ------------ <わ行> ------------ <その他> ----------
海外の作家
おっ!本♪
Search this site.

PROFILE
OTHERS
MOBILE
qrcode

<< たったそれだけ  (宮下奈都) | main | 猫が見ていた(アンソロジー) >>
ふるさと銀河線(高田郁)

「自分の夢に向かって進むべきか?それとも大好きな故郷で暮らすべきか?」
両親亡き後兄とふたりで暮らしてきた星子は、中学卒業後の進路で思い悩む。そして、彼女が出した結論は・・・。表題作「ふるさと銀河線」を含む9編を収録。

ふるさと銀河線は、JRの路線を引き継ぎ、北海道ちほく高原鉄道が運営していた北海道中川郡池田町から北見市に至る鉄道路線である。1989〜2006年までの営業だった。私は実際に何度かこのふるさと銀河線を利用したことがある。なので、タイトルを目にしたとき、迷わずこの本を手に取った。懐かしい列車、懐かしい駅名。運行していた頃の情景が鮮やかによみがえる。
このふるさと銀河線の沿線で暮らす人たち、そして息子の思い出を求めはるばるこの地を訪れた夫婦・・・。紡がれるのは、切なさの中にも温もりを感じる物語だ。ふるさと銀河線にまつわる話もよかったが、「お弁当ふたつ」も心に残った。突きつけられた厳しい現実!でも夫婦ふたりでならきっと乗り越えられるのではないか。そんな希望を感じることができる。
読んでいると、心が解きほぐされ優しい気持ちになってくる。味わいのあるほのぼのとした作品だった。



| 高田 郁 | 23:11 | comments(0) | ゆこりん |