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昨日がなければ明日もない(宮部みゆき)

杉村三郎が間借りしている竹中家は三世代同居の家だ。その竹中家の一員の中学生の有紗から、杉村は相談を受ける。小学生の時に同じクラスだった問題児・朽田漣の母・美姫が、探偵である杉村を紹介してくれと言っているのだ。杉村は美姫に会うことにした。だが、美姫はとんでもない女性だった・・・。表題作「昨日がなければ明日もない」を含む3編を収録。杉村三郎シリーズ5。

「昨日がなければ明日もない」に登場する美姫は、身勝手な人間だった。どうしようもないくらい。身内でさえ手を焼いていた。周りの人間をどんどん不幸にしていく。そんな人間だ。いったいどうなっていくのかと思ったが、ラストは後味が悪かった。
だが、これ以上に後味が悪かったのが「絶対零度」だ。悪意のある人間は、人の尊厳さえも平気で踏みにじる。あまりの無謀さに、読んでいて言葉もない。暗すぎる、救いがない、後味が悪い・・・。どんな言葉を並べても、この話のひどさは語れない。作者はどうしてここまでひどい話を読ませようとするのか。気分が悪くなり、トラウマにさえなりかねない。読むのを途中でやめようと思ったほどだ。
杉村三郎シリーズは、平均して暗い話が多い。だが、今回の話は個人的に受け入れられない。このシリーズはこれからも続くと思うが、こういう内容の話が多いのなら読み続けようとは思わない。



| 宮部 みゆき | 22:10 | comments(0) | ゆこりん |