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かわたれどき(畠中恵)

「かわたれどき」とは、朝まずめ(夜明けから日の出までの前後1時間程度の時間帯を表す)の闇と明るさの間で、何もかもが、はっきりとは形を取らない刻限のことだ。その時刻に、大水に流され木にしがみついたまま取り残されたお雪が見たものは果たして何だったのか?そして、お雪の身に起こったできごととは?
表題作を含む6編を収録。「まんまこと」シリーズ7。

同じ町名主の八木家の当主で麻之助の友人でもある清十郎が父親になった。一方では、麻之助の亡き妻お寿ずの縁者であるおこ乃の縁談がまとまった。麻之助をめぐる環境も、少しずつ変化している。そして、麻之助自身も・・・。
今回も盛りだくさんの内容だ。麻之助の縁談話、持ち込まれた絵の謎、やっと探し当てた生き別れの息子は本当にわが子なのか?江戸に広がる怪しい噂、娘4人が持ち込んだやっかいな話、かわたれどきにお雪が見たものは?などなど。
平凡でおだやかな幸せを願う人たちがいる。だが、そのささやかな願いさえかなえられない人もいる。何気ない日常の中にも、悲しみは潜んでいる。麻之助にも新たな幸せが早く来ますようにと、願わずにはいられない。
切ない中にも、人情が感じられる作品だった。



| 畠中 恵 | 22:31 | comments(0) | ゆこりん |