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舟を編む(三浦しをん)

定年まであと2ヶ月と迫った荒木が後継者にと決めたのは、ひとりのまじめ(?)な青年だった。「辞書を作る!」その青年を中心に、言葉に対し並々ならぬ情熱を持った者たちが、膨大で気の遠くなるような作業に取りかかった!!

子供の頃から辞書を引くのが大好きだった。辞書は、私の身近にいつもあった。でも、どんなふうに作られるのかなんて想像もしなかった。地道で根気のいる作業を10数年も続けなければ、ひとつの辞書は完成しないのだ。また、言葉は生き物なので、完成しても改定という作業がこの先ずっと続くことになる。見も心も磨り減るような大変な仕事だけれど、出版社にとってあまり割りのいい仕事ではないことも初めて知った。それでも彼らは辞書作りに没頭する。それは、小船で大海に、しかも荒れている海に、挑むようなものではないのか。風雨にさらされ、波にもまれ、彼らはひたすら「完成」という目的地をめざす。こんなに苦労して作り出される辞書。今までとは違う目で見るようになった。我が家にある辞書も、より愛しく感じられる。ラストは感動的で、そして泣けた。私も「大渡海」という辞書がほしい!手に入れられないのがとても残念でならない。



| 三浦 しをん | 17:20 | comments(0) | ゆこりん |