トップページへ♪
MY SITE & MAIL

トップページへ♪ メール♪
日記のblogです♪

SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
日本の作家
<あ行> ------------ <か行> ------------ <さ行> ------------ <た行> ------------ <な行> ------------ <は行> ------------ <ま行> ------------ <や行> ------------ <ら行> ------------ <わ行> ------------ <その他> ----------
海外の作家
Search this site.

PROFILE
OTHERS
MOBILE
qrcode

<< 鉄の骨(池井戸潤) | main | 月の砂漠をさばさばと(北村薫) >>
たったひとつの贈り物(児玉清)

俳優でもあり、かなりの読書家でもあった児玉清さん。彼にはもうひとつ別の才能があった・・・。自ら考案した切絵を、自身の作品を通していねいに綴った作品。

「プロだ!」児玉さんの切絵を見たとき、強く感じた。とても素人とは思えない。だが、うまさだけではない。作品には、人の心を温かくさせる不思議な魅力がある。絶妙なバランス、表情豊かな人物や動物、そして巧みな配色・・・どれを取ってもすばらしいの一言だ。
紙とハサミと糊。この3つがあれば紙に命を与え、無限の作品が生まれる。それも世界にひとつしかないものが。児玉さんはそのことを教えてくれた。小さい頃から器用だったという児玉さん。彼の作品をもっともっと見たかった・・・。作り方も詳しく述べられているので、児玉さんのようにうまくは出来ないと思うが、私も切絵に挑戦してみたいと思う。そうすることで児玉さんの思いに少しでも近づくことができたら、こんなにうれしいことはない。この本を、多くの人に手にとってもらいたい。そして、切絵の魅力を感じてほしい。そう願わずにはいられない。



| 児玉 清 | 17:56 | comments(0) | ゆこりん |