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水神(帚木蓬生)

目の前を流れる筑後川。その豊かな水の恩恵を受けられない村があった。畑には、一滴の水も流れては来ない。ついに5人の庄屋が、全財産と己の命を懸けて立ち上がった!

川よりも高い場所にある村。そこでは、朝早くから暗くなるまで川から桶で水をくみ上げる人間がいた。だが、どんなにがんばっても畑は潤わず、作物の育ちも悪かった。村の人びとの生活は貧しいままだ。それでも、当時の人びとはその土地から離れることができないのだ。運命を受け入れ、耐えるしかなかった。そんなあきらめの境地にいた人びとを救ったのは、5人の庄屋だった。彼らは、全財産そして命までも懸けて、大工事を決行する。反対派の人たちを説得できるのか?藩を動かすことができるのか?庄屋たちの運命は?緊迫した状況を感じながら読み進めた。工事には、さまざまな困難が襲いかかった。そのひとつひとつを乗り越え、人びとは悲願を形に変えていく。「信念」が何ものにも勝った瞬間、大きな感動に襲われた。読み応えがあり、心に強く残る作品だった。



| 帚木 蓬生 | 20:04 | comments(0) | ゆこりん |