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研ぎ師太吉(山本一力)

深川の長屋で刃物研ぎを生業にしている太吉のもとに、ひとりの若い女性が訪ねてきた。料理人だった父の形見の庖丁を研いでほしいと言う。けれど、そのことが思わぬ事件へと発展する。太吉は、その事件の真相を暴いていくことになるのだが・・・。

研ぎ師としてまじめに仕事をしている太吉。彼の仕事に対する態度や腕の良さは、みなが認めるところだった。そのまじめさが人に好感を与え、太吉はさまざまな人とつながりを持つようになる。殺人事件の下手人として捕えられた女性を救うのにも、この人脈は大いに役立った。職人の心意気や江戸人情は、読んでいて心惹かれるものがあった。人と人との微妙なつながりも、読んでいて面白かった。けれど、真の下手人が罪を認める描写はあまりいいものではなかった。真実にたどり着くのには、この方法しかなかったとは思えない。事件が解決しても、嫌な思いが残った。そこのところが少し残念だった。



| 山本 一力 | 21:00 | comments(0) | ゆこりん |