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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。(辻村深月)

望月チエミが、母を刺し姿を消した。幼なじみだった神宮司みずえは彼女の行方を追う。チエミと関わりのあった人たちを尋ね、何とか手がかりを得ようとした彼女だったが・・・。

チエミは、なぜ母を刺して命を奪ったのか?あんなに仲が良かったのに。みずほはチエミの知り合いたちを尋ね、話を聞いていく。そこから浮かび上がるチエミと家族との絆・・・。第3者から見て、それは異常とも思える仲の良さだった。逆にそのことが、チエミと母との間に溝を作ってしまったのか?絆の深さの分だけ、溝も深くなってしまったのか?一方、みずほと母の関係は決していいとは言えないものだった。みずほは常に、母との間に距離を置こうとしている。仲が良くても悲劇は起きる。仲が良くないことも悲劇だ。けれど、チエミとみずほ、どちらの生き方にも是非を問えないような気がする。どんな場合でも、母と娘の関係は特殊で微妙だ。ラストは、胸が締めつけられるようだった。読んでいて、私も無性に母に会いたくなった。母は、いつでもどんな時でも娘を愛している。母とはそういうものなのだと、強く心に感じた。



| 辻村 深月 | 14:07 | comments(0) | ゆこりん |