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誘拐(五十嵐貴久)

韓国との条約締結を間近に控えた日、首相の孫娘が誘拐された。犯人の要求は、日韓友好条約締結の中止と「活動資金」の用意だった。まったく正体をつかめない犯人に振り回されるばかりの警察。誘拐された少女は無事戻ることができるのか?犯人の真の狙いは何なのか?行き着く先に見えるものは・・・。

周到に計画された誘拐。痕跡を残すことなく、警察の裏をかくように行動する犯人。条約締結の中止が真の狙いなのか?身代金の受け渡し方法は?警察との行き詰るような駆け引きや刻一刻と変化する状況に、ページをめくる手が止まらなかった。後半の展開も、誘拐事件が単なる誘拐事件ではなくなり、意外性を感じた。「公」を取るか「私」を取るか?孫娘を誘拐された首相がとった行動にも考えさせられるものがあった。細かい部分で気になる点がいくつかあったが、全体的には面白く読ませることに徹した出来になっていると思う。ひとつ残念だったのは、犯人の正体があっさり分かってしまったことだ。もう少し工夫がほしかったと思うが、これは作者の意図したことだったのか?それでも、この作品が面白いことに変わりはない。とにかく、とても楽しめる作品だった。



| 五十嵐 貴久 | 14:46 | comments(0) | ゆこりん |