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ひたすら面白い小説が読みたくて(児玉清)

本好きで有名だった俳優の児玉清さん。彼が42冊の本を熱く熱く語る、珠玉の文庫解説コレクション。

どの解説もまず、最初の一文で惹きつけられる。「面白そう!」強くそう思わせる力が、児玉さんの文章にはある。どの作品の解説を読んでも、彼がじっくりと読み込み、最大限その作品の魅力を引き出そうと一生懸命なのが伝わってくる。本当に本が好きだったのだと、あらためて感じた。こんなにやけどしそうなくらい熱い情熱を持って本を語る人は、他にはいないのでは?
解説を読んでいるうちにたまらなくその作品を読みたくなってくる。実際に児玉さんの解説の影響を受けて読んだ本もある。この本の中に紹介されている42冊のうち現在読了した本は4分の1にも満たないが、全作品を読破したい衝動に駆られる。
まだまだ児玉さんに熱く本を語ってほしかった。もう彼の名解説を読むことができないのが、とても残念で、そしてとても寂しい。



| 児玉 清 | 21:12 | comments(0) | ゆこりん |