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サクリファイス(近藤史恵)

「自分のために走るのじゃない。仲間のために走るんだ。」
そんな思いで走っていた自転車ロードレース。だが、白石が自分のために走ろうとしたとき、自分以外のエースの存在を認めないという石塚の存在が重くのしかかる。石塚には、3年前にあるエースをつぶしたという疑惑があったのだ・・・。

北海道にも「ツール・ド・北海道」というロードレースがある。実際に見たことがあり、かなり興奮したのを覚えている。はたから見れば華やかなレースに見えるが、実はかなり過酷なものであることをこの作品で知った。選手の思惑、レース中の駆け引き、レース展開、どれをとってもその描写は真に迫り、読み手をロードレースの世界へと引きずり込む。自分を犠牲にしてもエースやチームを勝たせる。そういうスポーツはほかにあまりないのではないだろうか。石塚は本当にエースをつぶしたのか?その疑惑が明かされないままラストへ。そこでこの作品のタイトル「サクリファイス」の真の意味が明かされるが・・・。読後、複雑な思いが残ったが、読み応えのある面白い作品だった。



| 近藤 史恵 | 17:03 | comments(0) | ゆこりん |