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荒神(宮部みゆき)

今は反目しあうが、元はひとつだった永津野藩と香山藩。ふたつの藩のいがみ合い、お家騒動、逃散・・・。そんなさまざまな問題などあざ笑うかのように怪物は現れた。「生か死か?」人々は怪物に立ち向かおうとするのだが・・・。

神かそれともただの化け物か?山村が一夜にして壊滅する!人々は恐れ慄き逃げ惑う。だが、怪物は容赦しない。命ある者をことごとく襲う。なぜそんな怪物が現れたのか?それは、人がやってはいけないことをしてしまった報いなのか?人の心の中にある憎しみや恐れが形になり、人に牙を剥いたのか?いや、人の人としての奢りが災いを招いてしまったのかもしれない。怪物は絶対に倒さなければならない。もう永津野藩でも香山藩でもない。
「いったいどうやって怪物を倒すのだろうか?」
作者は意外な結末を用意していた。それはほろ苦く哀しいものだった。おのれの運命を静かに受け入れたとき、最後に何を思ったのか?これまでの人生はいったい何だったのか?それを考えると胸が痛い。
遺された人たちは、決して同じ過ちを犯してはならない。いや、彼らは絶対に同じ過ちを繰り返すことはないだろう。それが、逝ってしまった者たちへの供養になると信じているから・・・。
人の心の中に潜むものを余すことなく描いていて、とても読みごたえがあった。つらくむごい場面も多くあったが、読後感は悪くなかった。圧倒的な迫力のある、とても面白い作品だと思う。



| 宮部 みゆき | 19:14 | comments(2) | ゆこりん |


>KOROPPYさん
読み終わりました〜♪
アニメーションを見ているような感覚で読みました。
テーマはすごく重いけれど、圧倒的な筆力で読み手の
心をつかみ話の中に引き込む力はさすが宮部さんです!
読み終わったとき、自分の方にも心地よい風が吹いて
くるような気がしました。
未来に希望が持てるような終わり方、よかったです♪
| ゆこりん | 2014/09/23 5:02 PM |

読み終わったんですね。
ほんと、迫力のある物語でした。

むごい場面もありましたけど、
真正面に向き合う人を描いているから、
救いがあるというか。

こういう重たい話題を描きながら、
読後感を悪くさせないのは、さすがだなと思いました。
| KOROPPY | 2014/09/22 9:24 PM |