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モノレールねこ(加納朋子)

だらんとして、まるでスライムみたいなねこ。あまったお肉が塀の上で垂れ下がっているところは、モノレールそっくり!そんなモノレールねこの赤い首輪に手紙をはさみ、見知らぬ相手との文通が始まった。はたして結末は?表題作を含む8編を収録。

どの話も心温まるものだった。読後も余韻が残る。特に好きな作品は「モノレールねこ」「パズルの中の犬」「ポトスの樹」「バルタン最期の日」だった。「モノレールねこ」では、ねこを通して文通する二人の、その後の結末に思わずほほえんだ。「パズルの中の犬」では、人が心の中に抱え込んでいる思いに、ため息をついた。「ポトスの樹」では、家族の温かさを感じた。そして「バルタン最期の日」では、笑いの中にもちょっぴりの切なさを感じた。短編集だとどうしても好きな話とあまりそうではない話があるものなのだけれど、この作品の中の話はどれもほんわかしていて好きだった。8編に共通するのは家族への思い。作者はていねいにやさしく、いつくしみながら描いている。手元に置いて、何度でも読み返したい!・・・そんなステキな作品だった。



| 加納 朋子 | 18:02 | comments(0) | ゆこりん |