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Op.ローズダスト(福井晴敏)

アクトファイナンシャル常務取締役の水月聡一郎が殺された。巧妙に仕掛けられた爆弾によるものだった。だが、この事件は単なる序章に過ぎなかった。「オペレーションローズダスト」この作戦の真の目的は何か?入江一功と丹原朋希。二人の凄まじい戦いが今、始まろうとしていた。

かつて心を通わせていた入江一功と丹原朋希。だが、ある出来事をきっかけに二人は離反する。それぞれの心に深い傷を残して。二人が愛した女性堀部三佳が作った「ローズダスト」という言葉。その言葉の持つ意味は深い。緻密な描写が、登場する人物像や舞台となった臨海副都心を鮮やかに浮かび上がらせる。読んでいて人の息づかいや光景がはっきりと感じられるほどだった。だが、並河と朋希という、ちょっとさえない中年男性と心に傷を持つ若者という組み合わせは、今までの福井作品に何度も登場したパターンだ。またかという印象は否めない。危機が迫る中での激しい攻防戦は作者得意の描写か?そしてラスト。本当は感動するはずの場面だと思うが、「終戦のローレライ」や「亡国のイージス」ほどの感動はなかった。また、入江一功やその仲間たちがなぜこんな行動を起こしたのか?その原因となる出来事についても説得力に欠けるように思った。



| 福井 晴敏 | 23:51 | comments(0) | ゆこりん |