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ガソリン生活(伊坂幸太郎)

望月家の愛車は緑のデミオ♪いつも望月家の家族を乗せて、楽しく走っていた。だが、ある女性を乗せたことから思わぬ事件に巻き込まれることに!はたして結末やいかに???

「車が、排ガスの届く範囲で会話している。」そんな、ユニークでユーモラスな設定だ。だが、この車の会話、決して侮れない。恐るべき量の情報があちこちから入ってくる。望月家に迫る危機だって、デミオはちゃんと察知する。だが、悲しいことに、それを望月家の人たちに伝えるすべがない!「どうする!デミオ!このまま手を拱いて見ているしかないのか!?」でも、ご安心あれ。作者は、あちこちに散らばった事件や問題を手際よくかき集め、きっちりと収めるべきところに収めていく。相変わらず見事な手さばきだ。読んでいても気持ちがいい。ラストも、お見事!こういう結末は、ほのぼのとした余韻を残してくれる。「よかったね!」と思わずつぶやいた。
それにしても、車の運命は持ち主しだいなのだと改めて感じた。どんな運命でも受け入れるしかない彼らの状況には、ホロリとさせられるところもあった。我が家の車も、大切にしなくては!
切れのいい展開で、最初から最後までしっかり楽しめる面白い作品だった。



| 伊坂 幸太郎 | 20:39 | comments(0) | ゆこりん |