トップページへ♪
MY SITE & MAIL

トップページへ♪ メール♪
ホームページです♪
日記のblogです♪

SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
My Book
日本の作家
<あ行> ------------ <か行> ------------ <さ行> ------------ <た行> ------------ <な行> ------------ <は行> ------------ <ま行> ------------ <や行> ------------ <ら行> ------------ <わ行> ------------ <その他> ----------
海外の作家
Search this site.

PROFILE
OTHERS
MOBILE
qrcode

<< 散る。アウト(盛田隆二) | main | 魔球(東野圭吾) >>
砂漠の船(篠田節子)

ホームレスの男が凍死した。そのことに娘は関わっているのか?そして男が持っていたお守り。そこに隠された秘密とは?幹郎が家族のために良かれと思って行動したことが、やがては家族を崩壊へと導いていく。何気ない日常生活の中に潜む問題を描いた作品。

家族のために最良の選択をしたと思っているのは幹郎だけだった。幹郎の思いは、かえって家族を息苦しくさせていく。だが、ほかにどんな選択肢があったというのか?幹郎に対し、男の哀れささえ感じる。たとえ家族であっても、心の奥底に流れている本質までは見抜けない。幹郎の祖母や父母、そして妻や娘の心に隠されたものに触れたとき、そこには悲しみとともに言い知れぬ恐ろしさがあった。「はたして自分の家族は?」そう考えると心がヒヤリとする。



| 篠田 節子 | 15:25 | comments(0) | ゆこりん |